- Q
介護保険制度ってどんなもの?
- A
40歳以上の人はすべて介護保険に加入し、介護保険料を納めます。65歳以上の人(第1号被保険者)には全員に介護保険被保険者証が交付され、介護や支援が必要となった場合には介護認定に応じたサービスが受けられます。40歳~64歳の人(第2被保険者)でも、老化に伴う特定疾病が原因で介護や支援が必要となった場合には、介護認定を受け、それに応じたサービスを受けることができます。(この場合、65歳未満の方でも介護保険被保険者証が交付されます)
- Q
介護サービスを受けるためにはどうしたらいいの?
- A
介護サービスを受けるには次のような手順が必要です。
- 市町村窓口に、本人またはその家族の方が申請します。その際、保険証(介護保険被保険者証)が交付されている人は、保険証の提出が必要です。
- 申請を受けた市町村は、本人の心身の状況などについて訪問調査を行います。この調査結果と、主治医等からの意見書をあわせて、介護認定審査会で介護が必要か、どのくらい必要かを判定し、市町村が認定を行います。
- 認定後、本人や家族の意見をふまえたうえで、介護支援専門員(ケアマネージャー)により、介護サービス計画が作成されます。
- 介護サービス計画書に基づいて、必要な介護サービスが提供されます。
- Q
一度受けた認定結果は一生有効?
- A
認定結果の有効期限は原則6ヵ月です。引き続きサービスを利用する場合は更新の手続きが必要になります。有効期間を経過する60日前から30日前までの間に市町村担当窓口に保険証を提示し、更新の手続きをとることが必要です。(担当ケアマネージャーが代行することもできます)また、有効期限中でも、容態が悪化したようなときなど必要に応じて認定結果は更新されます。
- Q
保険料を納めているから、サービスは無料で受けられる?
- A
無料ではありません。介護サービスに要した費用の原則1割は、利用者が負担することになります。施設入所の場合、1割の負担に加え、食事にかかる費用や日常生活費は全額利用者負担となります。利用者負担が高額となった場合には、一定額を超えた分について、高額介護サービス費が支給されます。
- Q
となりまちの事業者からサービスを受けてもかまわないの?
- A
かまいません。どこの市町村の事業者からサービスを受けても、それにかかる費用は変りません。
- Q
サービス内容が悪かったり、不満があるときは、サービス事業者を変更できるの?
- A
できます。サービスを受ける事業者やサービスの内容は自由に選ぶことができますし、途中で変更することもできますので、このような場合は我慢せず、担当の介護支援専門員(ケアマネージャー)やサービス事業者、市町村担当窓口に遠慮なくご相談ください。
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