皆さんはじめまして。
車椅子が大好き過ぎて、リハビリ職を辞め、レンタル事業部に来た松山能理子です!
車いす安全整備士というまだちょっとレアな資格も持っています(o^^o)
言うなれば自転車整備士の車椅子版といった感じでしょうか。
介護の現場では当たり前の様にある車椅子ですが、車椅子は紛れもなく福祉用具なので、安全に乗れなければなりません。
皆さんがお使いの自動車や自転車は福祉用具ではありませんが、安全に乗るためのメンテナンス(車検)はかかせませんよね?
それなのに、毎日毎日ご利用者様の生活の中の一部として使われている車椅子には車検がないんですよね•••(ー ー;)
毎日使っていたら、必ず不具合は出てきます。必ず劣化もしてきます。それなのにメンテナンスしないまま使い続ける事はとても危険です。
とはいえ、車椅子は自転車とは違う構造をしているので、メンテナンスするにはそのやり方をきちんと理解している必要があります。その基本的な整備の正しいやり方を学び、整備を行えるのが車いす安全整備士です。
整備士資格を取る際には、座学で車椅子の基礎知識を学び、実技では車椅子をバランバランにして(タイヤを全部外し、シートのネジも外し、タイヤのチューブまで抜いて•••)、そこから今度は組み立てていき、安全に乗ることができる状態にまで整えます。
講習で扱うのはシンプルな作りの車椅子ですが、基本を学んだ事で新しい車椅子の構造も理解しやすくなりました。
この講習の中身の濃さは半端なく凄いです‼︎ (≧∀≦)
話がそれましたが、大切なのは車椅子とは整備をしていなければいけない道具であり、それはお使いになっているご利用者様には出来ない事なので、私達介護する側がきちんと車椅子を理解して安全な車椅子を提供し、正しい使い方をする必要があるという事です。
レンタルの現場では車椅子をバラバラにして整備をするという事はありませんが、使用されている車椅子の不具合をチェックして、その場で整備可能な不具合とメーカーに出さなければいけない修理との判断は行えます。もちろん簡単な整備ならその場で行います(^^)
もし気になる事がありましたら、声をかけて下さいね!
これからこのブログを通じ、少しずつでも車椅子の事をお伝えしていき、車椅子が安全に使ってもらえるためのお役に立ちたいと考えています。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
おまけ。100年ほど前の車椅子です。ノスタルジックですよね〜(*^▽^*)