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2022.03.17
お役にたちます!チルとリク (=´∀`)人(´∀`=)
皆さんこんにちは!
車椅子大好き♡レンタルの松山です!
すっかり春めいてきましたねぇ。
桜や菜の花が咲いていて、ウキウキワクワク!したいところなのですが、
花粉症の松山は目は痒いし、ハクション大魔王だし...
コロナ渦のご時世、迂闊にくしゃみも出来ないから、ほんとに大変(T-T)
さて。そんな愚痴はさておき、今日も言っちゃいますよ〜!
車椅子の独り言第3弾!
今日はチルトとリクライニングのお話です。
車椅子にはいろんな種類がありまして、それについてはいずれお話したいと思っておりますが、車椅子というと代表的なのはこの形 ↓
でも、今回はこれではなくこちら ↓
こちらが今日の主役です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
これはまごころの事業所でよく使われている機種なんですが、今日は背中を倒すことのできる車椅子の代表としてちょっと登場してもらいました。
これに限らず、こんな風に頭を支えるところが付いた車椅子を、きっとどこかで目にした事があるのではないでしょうか??
この車椅子のことをみなさんはきっと「○○さんのチルリクね〜」と呼ばれているのかなと思いますが、チルとリクの違いをいま一度ザックリまとめてみようと思います。
チルトとリクライニング。
どちらも乗車されている方の背中が後ろに倒れている状態です。
遠くから見ると、パッと見似てます。
でも、決定的な違いがあるんです。
チルトは座面と背中の角度はそのままで
椅子ごと後ろに倒れます。だから前が上がります。
こんな感じ。
普通の状態 ↓ と比べるとわかりやすいですね(^^)
でも、リクライニングは
座面は動かず、そのまま背中だけ後ろに倒れていきます。
新幹線の座席や、車の助手席のシートの様な動きです。
なので、座面と背中の間の角度が変わります。
そしてチルトリクライニング。
これはチルトとリクライニングを両方行なった状態です。
このようにチルリクの車椅子はチルトとリクライニングの機能を両方兼ね備えた車椅子ということになります。
機械的な仕組みは車種によって違うので、チルトとリクライニングを別々にやれるものや、二つが一緒に動くものなどがあり、レバーの位置もグリップのところにあるものや、背中の後ろにあるものなど色々あります。
ご利用になられる方によってチルトが必要なのか、リクライニングが必要なのか、どちらも必要なのかは違います。でも、共通の注意点があります。
チルトにせよ、リクライニングにせよ、姿勢を変えた際には背中にズレ力が起こっているので、姿勢を変えた後には必ず背抜きをして差し上げてください。
ズレ力は褥瘡(床ずれ)の発生原因のひとつと言われています。
チルリクをご利用の方はご自身で体動が難しい方が多いかと思います。
姿勢が変わった時に皮膚が突っ張ってしまっても、ご自分で治すことはできません。
忙しい現場の中で、そのひと手間をかけるのは大変だと思いますが、背中にみなさんの優しい手を差し入れてください。
それではまた。
福祉用具のことでお困りのことがありましたら、お電話ください!
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