こんにちは。レンタル事業部マネージャーの増田です。

先日、東京ビックサイトで開催されたH.C.R.2023 国際福祉機器展に参加してきました。

コロナウィルス感染症の拡大により実に4年ぶりの開催で、久しぶりの参加となりました。

今回久しぶりにイベントに参加し、アジア圏の方、義手義足の障害をお持ちの方、高齢の方等が同じように最新の機械やシステムに興味を持ち、最新の機種を体験されたりメーカーの方の説明を受けて感心している様子にノーマライゼーションを感じました。
数年前に比べ、関係者や業者のみのイベントではなく、広く皆さんに開かれているイベントとしてさらに進化をしておりました。

⬆️こちらの車イスはタイヤがキャタピラになっていて、水辺やオフロードなどでも操作が出来る車イスです。
ボタンを押すと形状が変わり、立位がとれるようになっています。釣りをやる際等に使われるそうです！日本国内では北海道のキャンプ場で置かれているそうです。アウトドアな趣味にも使える車イスです。

メーカーもよく知っている大手はもちろん、福祉用具メーカーとして初参加のブースも多くあり、この先より良いものが多く出てくるのだと福祉用具の未来を感じました！

今回特に多く出店されていたのは、ICTやセンサー類で多種多様な福祉用具にセンサーが内蔵されていたのが印象的でした。

また、床ずれ防止マットレスのタイカのブースではメーカーの方とお話ししました。
褥瘡と除圧についてお聞きしたところ、「動ける要素が数%でもあるのなら静止型」という話を聞き、マットレスの構造とそれに至る考え方が聞けました。

⬆️床ずれができればすぐエアマットレスや体位変換機能が求められがちですが、静止型マットレスの方が状態に合っているケースもある為、寝心地やその方の動きをなるべく阻害しない方法を模索しながら、床ずれへもアプローチすることが大切です。

作り手の方の話を聞き、その用具の深くを知り、日々の選定に活かすことができるのはこのイベントならではだと思います。

⬆️レンタル事業部でも取り扱っている松永さんの車イスはその方に合わせた背張などの調整の自由度が高いです。
また、自走式の車イスはユーザー視点で自走がしやすいように操作性にこだわって作られており、自立支援の一助となる福祉用具だと感じています。

最後は静岡に帰ってきて参加した事業部の皆で感想戦をしました。
串焼きを食べながらこれからの福祉用具業界についてや、新商品として扱いたい用具について話したりと、充実の1日となりました。

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