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2023.12.09
家に手すりをつける!その1 下地探し編 ☆新米福祉用具相談員の日々☆
こんにちは、岡田です。
先週、島田の知人に届け物を持っていきました。
道中「見たことある景色だな~」と思って車を走らせていたら、
知人の家がまごころ*島田のご近所でした。
これまで以上に妙な親近感を知人に抱いてしまいました。
どうなる事でもないんですけどね。
今回は、青山建材さんに住宅改修の研修を行っていただいたのでその話をしたいと思います。
住宅に手すりを取り付けるにあたって、取り付けたい場所は色々あると思います。
①お風呂場
②玄関の上がり框(靴を脱いだり履いたりする場所で、段差のある個所)
③廊下
④トイレ
⑤ドアまわり
⑥階段
その他にも、住まわれている方によって取付けたい場所はまちまちです。
屋内での歩行を安全に行えるように、移動や立ち上がりの動作を安楽に行えるように、
住宅改修といった形で、介護保険を利用して住宅に手すりを設置する工事を行うことが出来ます。
このブログでは、廊下の壁につける場合で話を進めさせていただきます。
そもそも、日本の住宅の作り方って数種類あります。
木造、鉄骨、鉄筋コンクリートなど耳にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
建物の構造については建築の分野になってくるので置いておくとして、
手すりを取り付けるにあたり、「取り付けたい所に手すりが取付可能か?」は非常に重要です。
例えば、壁が弱い所に直接手すりを付けても、壁が壊れてしまったら持った方はバランスを崩してしまいます。
スポンと手すりが抜けてしまうのも危険です。
なので、手すりの両側に固定できる下地があるかどうかの確認が必要になってきます。
壁の裏に青で透かした柱があると思ってください。
赤い手すりは両端に固定できる柱があるので、直接取付け可能ですが、
黄色い手すりは下地が無いので負荷がかかると取れてしまうかもしれないということです。
基本的に、「家に手すりを取り付けたい」と依頼があった場合は、大工さんに現場を見て判断をいただいていています。
黄色い手すりを入れたい場合はどうするの?といったときは、
こんな感じに緑の箇所に下地となる板を柱へ打ち付けてから、手すりを取り付けることもあります。
安全な動作をするためには、がっちり固定された手すりが必要ですから。
しかしながら、壁の後ろにある柱や下地って見ただけではどこにあるのか分かりません。
コンコンと壁を叩いて音の高低で裏に何かがあると判断する方法もありますが、
今は便利な道具があるとのことで、
これを使えば壁の後ろに「柱」や「下地」があるのが分かるそうです。
実際にこの道具を体験させていただきました。
スタートボタンを押しながら壁をスライドさせていくのですが、何もない所だと
こんな感じで、何も反応しません。
しかし、後ろに「柱」や「下地」があると、
赤いランプが点灯して教えてくれます。
固定できる下地の場所が分かれば、どうやって手すりを取り付けていくかが決まっていきます。
形状や長さ、取り付ける高さ等はまた次回にお話しさせていただきます。
つづく❗
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