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2023.12.23
車いす選び。座面、座高はどうする? ☆新米福祉用具相談員の日々☆
こんにちは、岡田です。
寒さに耐えかね、ダウンの購入を考える今日この頃です。
自分が会社に向かう時、高校生が自転車で登校する姿をよく見かけて、服装の薄さにびっくりしています。
「自転車で冷たい風を受けるのに大丈夫?」と老婆心が出るのですが、よくよく考えると自分も高校生の
時は似たような感じだったなと思い出ます。
今同じことをしてみろと言われたら、全力で拒否します。
暖房の効いた車、最高!!
さて、今回は車いす選びの中で使用前の準備段階、座面と座高についてお話しさせていただきます。
車いすの種類は沢山あって、座る場所の面積や座るシートの高さはそれぞれ異なっています。
商品によっては同じものもありますが、一部の商品では座る面積や、シートの高さを調整できる物もあります。
座る面積については、使用される方の体形に合わせてとなんとなく想像できますよね。
体格の大きい方にとっては座る面積が狭いと窮屈ですし、小柄な方が面積が広すぎると自分と肘掛けの間のスペースが
広すぎて落ち着かないかもしれません。仮に小柄な方で、座っている時に身体が傾いてしまうような方が大きい車いすを
使用すると肘掛けに体を預けるような状況になった場合、身体にかかる負担や、ケガを負うリスクが高くなってしまいます。
なので、自分たちが車いすを選定する時はその方に合ったシートの面積も考えます。
座高についてはかなり重要です。
車椅子に座った時に、基本的には膝が直角になるような姿勢が望ましいです。
まあ、ダメな例ですね。
そして、気を付けて欲しいのは足の裏がしっかり床についているかです。
足の裏がしっかり床に着いていないと不安定になるのは目に見えています。
それに加えて、足の裏がついているメリットにも目を向けて欲しいのです。
まず、足裏が床に着いているだけで足に力が入ります。
→力が入ると筋力の維持に繋がります。
→筋力が維持できていると足漕ぎが出来ます。
→足漕ぎができると自分で行きたい所に行けます。
→行きたいところに行けると生活が楽しくなります。
「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいになりましたが、足が地面に着くか着かないかでその方の今後に大きな差が出来ていきます。
ですので、車椅子に座った時に
こんな感じの姿勢になるよう選んでいきます。
車いすの機能も色々あるので、それはまたの機会で紹介できればと思います。
それではまた✋
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