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2023.12.30
車いす選び。リクライニング、ティルト機能について。 ☆新米福祉用具相談員の日々☆
こんにちは、岡田です。
最近、朝車に乗ろうとするとフロントガラスが凍っている事があります。
毎回2リットルのペットボトルに水を入れて溶かすのですが、車まで行ったのに自分の家へ水を取りに行くのが非常にめんどくさいです。
車の中にいつも常備しとけばいいのに、家に帰ると準備するの忘れちゃうんですよ。
今度覚えている時に準備しようと思っていますが、また忘れるんだろうな~。
残念な脳みそが切ないです。
今回は車いすのティルト、リクライニング機能についてお話ししたいと思います。
リクライニング機能についてはイメージしやすいと思いますが、ティルトとは何ぞやと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般の生活においてティルトって聞き慣れない言葉ですよね。
自分も車いすに触れているから分かるものの、介護業界に携わっていなければディ〇ニーのキャラクター名と認識していそうです。
簡単に言えば、
リクライニング機能→椅子の背もたれだけ後ろに倒れる
ティルト機能→座面と背もたれの角度が変わらないまま後ろに倒れる
といった感じです。
自分で書いといてなんですが、伝わりづらいですね~。
ということで写真付きで説明していきます。
まず、普通の車椅子の状態は
こんな感じです。
病院にあるような車いすを想像していると大きいですよね。
しかし、大きいだけあって色々便利機能が付いているのですよ!!
そして背もたれが広く、頭も預けられるので身体が非常に安定します。
まずはリクライニング機能で、背もたれだけ倒してみます。
何らかの理由で姿勢の変換が必要だったり、ゆったりとした姿勢が必要な方がこの機能を使われます。
介護の現場だと、自身で座っている事が困難な方などは、この状態にしてベッドから車いすに移られることもあります。
また、大腿骨や下腿の骨折で手術した方なども使用するみたいです。
続いてティルト機能です。
分かりますかね?
背もたれと座面の角度が固定されたまま後ろに倒れています。
こちらは、普通に座っていると姿勢が崩れてしまう方が使います。
圧力分散の目的でも使われて、お尻が痛くなったり褥瘡が懸念される方もこの機能を使われます。
グリップについているバーでそれぞれ操作できます。
リクライニング機能とティルト機能を同時に使うと
こんな感じで、さらに足上げ機能を使うと
こんな感じです。
かなり横になっている体勢に近いのではないでしょうか。
手摺りの高さも調整できます。
右が最高、左が最低の高さになります。
こうやって見ると、高さの幅が結構ありますね。
グリップの所にもブレーキがありましたが、車椅子後方の足元にもブレーキがあります。
この黄色い部分を踏むとブレーキがかかり、車椅子がロックされます。
一般的な車椅子の車輪の隣にあるブレーキが後ろに来たと思ってください。
つらつらと色々書きましたが、身体の状況によってはこういった車いすを使用して、
身体の負担を軽減するのも一つの手だと頭の片隅に置いておいて頂ければ幸いです。
ちなみに通の方は「ティルリク」と呼ぶらしいので、是非お試しあれ!
それではまた✋
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