株式会社 まごころ介護サービス

スタッフブログ

2024.01.06

浴室・脱衣所の住宅改修工事(手摺り)

こんにちは、福祉用具専門相談員の竹田です。

新年あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

今回は、一つの住宅改修案件の実例のお話をさせて頂きます。

家の中では、歩行器を使用して移動されている方です。

リビング➡寝室➡トイレ➡浴室に行く時は、脱衣所を通る必要があります。

ところが、脱衣所の入り口には8cmの段差がある上、手摺りがなく

ドアの縁を持って、(出入りの)上り下がりをしていました。とっても転倒の危険性が高い状況でした。

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上記の写真の通り手摺りのない状況でした。

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工事を施工し安心した生活を送れるように手すりを設置

その時必ず行っている事は、まず利用者様の動線を観察、手摺りの位置がどこにあればつかみやすいか、を確認し

生活動線に手摺りを設置しています。

そうすることで、利用者様・家族様にも安心して頂けると思います。

また、脱衣所から浴室に出入りする所に以前から手摺りがあるのですが、ご家族様より

「最近、握力が低下しており浴室の湯気で手摺りが汗をかき滑ってしまうのですがどうにかなりませんか?」

と相談を受け

スクリーンショット (653).png

スクリーンショット (651).png

上記の写真のように、滑り止めテープ(この商品は、ホームセンターでお買い求めしてもらいました)を貼りました。

IMG_20231213_150213.jpg

一週間後にも訪問しその後の確認した所、凄く移動がスムーズにできプラス滑り止めテープがある事で、

御本人様自ら着替えも行っていたとのことで、ご家族様も大変驚かれていました。

感謝の言葉もいただき、手摺りの位置も、滑り止めテープ

求めていたことと一致していたと、大変喜んで下さいました。

お客様が困っている事を理解し、ズレがないかを

打ち合わせ 設置の前 設置後の話合い

にて必ず行うことで、安心につながって、良い提案ができます。

お客様によく言われるのが「手摺りがあればと思うのですが、手摺りがない環境で生活していたので

まぁ~大丈夫かなっと安易に考えていた」ということです。

手摺りがあると便利だし、自立の気持ちが出てきて危険性が無くなり

何より自分でできる事をやれる!って言ってくれました。

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