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2024.02.19
杖を使用した歩き方。混乱注意! ☆一穀米福祉用具相談員の日々☆
こんにちは、岡田です。
2月18日に富士の「毘沙門天大祭だるま市」に行ってきました。
日本三大だるま市の一つなのですが皆さんご存じですか?
母親がだるまを毎年購入しているので、我が家の恒例行事になっています。
自分はだるまは買いませんが、じゃがバターを毎年買っています。
寒い中で食べるじゃがバターは非常に美味です。
コロナの影響で、だるま屋さんや出店の数が減っていましたが、
去年から少しずつコロナ前の状況に戻ってきました。
夏のお祭りにある出店もいいですが、冬の出店も温かい食べ物が美味しくて良いですよ。
出店の綿あめが何故あんなに高いのか(ちなみに¥500でした)はいまだに疑問ですがね。
お面の1枚¥1000には引いてしまいました...
さて、今回は杖を使った基本的な歩き方について説明させていただきます。
あくまで基本的な物ですので、こう歩いてくださいとは言いません。
そして、歩き方を意識しすぎると混乱してステキな歩き方をされる方が多いので、
一笑い欲しい方は友人で試してみるのも面白いです。
杖歩行は3動作歩行と2動作歩行があるので、それぞれ解説してみます。
でわでわ、杖の高さについては過去ブログで解説しているので、気になる方はコチラでご確認下さい。
杖を持つ手は、不自由の少ない方(健側)で持った方が良いです。
理由としては、咄嗟の状況に対応しやすいし、操作しやすいからです。
【3動作歩行】
①杖を前に出します。
この時なるべく床と杖が垂直に近い方が良いです。
床と杖の角度が少ないと杖が滑って転倒のリスクが出てきます。
②杖を持っていない側(患側:不自由や痛みのある方)の足を出します。
杖のやや後ろに足が来るようにしてください。
③杖を持っている側(健側)の足を前に出します。
①→②→③を繰り返すことで歩行していきます。
3動作歩行のメリットは、杖と片方の足が必ず地面に接しているので安定しやすい事です。
デメリットは歩行スピードが遅くなるということです。
怪我の痛みや、麻痺のある方は安定を重視してこちらの歩き方がいいように思います。
【2動作歩行】
①杖と患側の足を前に出します。
②健側の足を前に出して揃えます。
こちらの歩き方は「1、2、1、2」のリズムで歩くので、普通の歩き方に近い形です。
ただ、3動作歩行に比べ①のタイミングで片方の足しか地面に着いていないため、バランスが取りにくくなります。
続いて段差の上り下りです。
動き自体は平地と変わりませんが、バランスが取りづらい為、3動作での歩行が良いと思います。
①杖を前に出します。
②患側で1段登ります。
③健側を揃えます。
①杖を前に出します。
②患側を下ろします。
③健側を下ろします。
これが基本的な杖を使用した歩き方になります。
そもそも杖を使う理由は、足腰にかかる負担を減らして、バランスを取り、安定した歩行をサポートする事ですので、
細かい部分(杖を出す角度や杖先を置く距離など)は人それぞれになります。
上記の歩き方でない方が歩きやすい方もいるかもしれません。
人によっては、杖のお散歩をしてしまう方もいますよね(笑)。
安全第一で歩いていただいて、歩き方を考えすぎるあまり逆にバランスを崩してしまう事の無いようご注意くださいませ。
また、杖はあくまで歩行の補助の為の物ですので、それ以外の使い方はお控え下さい。
気付かないうちに損傷ができて、歩いている時に大事に至ることもあり得ますので。
自転車の荷台に括り付けるのも、危ないのでやめて下さいね~。
それではまた✋
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