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2024.06.04
家の中の危険!家具を手すり代わりに使っていませんか? ☆一穀米福祉用具相談員の日々☆
こんにちは、岡田です。
もうすぐ梅雨入りという事で、ジメジメ感が増してきていますね。
そんな中、涼を取ろうと先日法多山の風鈴祭りに行ってきました。
本堂までは坂道ですが、隣に川が流れているので、お散歩感覚で
のんびり上がっていけばそれほど苦にはならないと思います。
苦になった方は日頃の運動不足ですので、頑張りましょう(^^♪
さて、前回の続きで手すりについてお話させていただきたいと思います。
ご自宅で過ごされているときに、無意識のうちに何かを手すり代わりにされてる事って
皆さんはありませんか?
自分は玄関で立ったまま靴を脱ぎ履きする時に下駄箱に手を置いていたり、
床に置いてある物を拾おうとして、テーブルを掴んでいたりします。
ある程度の筋力のある方でしたら、多少バランスが崩れても問題なく立て直す
ことは出来ると思いますが、筋力が落ちていたり、疾病により力が入らない方は
どうでしょう。
最近の住宅では所々に手すりのあるお宅が増えてきていますが、
木造家屋で手すりが少ない住宅も少なくありません。
お年を召した方で、リビングから廊下に出る際にテレビを手すり代わりに持ったり、
ドアノブを手すり代わりに握ったりすると、何かの拍子で物やドアが動いて
バランスを崩してしまう可能性があります。
「いつもやっているから」とか「結構重いものだし動かないだろう」と思って
いてもその時は突然やってくるものです。
自分もそうですけど、「なんか危なかったけど、今度から気を付けとけばいいか」
だと、忘れてしまって同じことを繰り返したりしちゃうんですよね。
何度「自分のお馬鹿さん」と思った事か...
気が付いた時に早めに対処しておいた方が、大事になるリスクも減りますし、
後々後悔する事も少ないのではないでしょうか。
手っ取り早い対処法としては、模様替えをして屋内を安全に動ける道を作ってしまう
ことでしょうか。手を伸ばした時に、すでに設置してある手すりをどこからでもつかめれば
転倒リスクは軽減されます。
注意点としては、物を動かすことでこれまであった掴むもの(設備)の位置が変わるわけですから、
うっかり手がスカッと空振りしてしまう可能性があります。
車に乗る方であればフットブレーキからサイドブレーキの車に乗り換えた時に、足をすかして
しまうのをイメージしてみて下さい(この経験をした方は少なくないはずです)。
それ以外は、屋内でも杖や歩行器を使用したり、今回のテーマでもある手すりを置く(取り付ける)
といったものが挙げられます。
実際、手すりを設置する場合は普段触る場所に設置するのが効果的です。
というのも、これまで生活されていた中で移動するルート(導線)を大きく変える必要が無い為、
受け入れやすいからです。
更に、手すりは移動時や立ち座りを補助するものですから、家具などに比べれば安全性が格段に
高くなります。
また「家具を手すり代わりに使っているから動かせなくて、移動スペースが狭くなっている」
といった方も、手すりを置くことで家具を片付けることが出来、空間を広く使えるようになる
場合もあります。
自分たちも手すりを提案し、設置するとなった場合は必ず使用される場所と高さの確認を行います。
普段の動きを実際に行ってもらって、どこに必要かを確認してから商品を選定していきます。
使用場所(トイレ、居室内、ベッド横、玄関、ポーチ、etc.)によって合う手すりは変わって
いきますからね。
レンタルの手すりはほとんどの物が高さの調整が出来ますので、使用される方に合わせた調整をして
何日間か試して生活して頂いてから、実際にレンタル開始というパターンが多いです。
「使ってみたら邪魔かも...」「違う形状の方が使いやすい」といったことは実際に試さないと
分からないですから。
ただ、住宅改修で手すりを設置するといった場合は簡単に手すりを変更することが難しいので、
事前の話し合いでほぼほぼ確定的に話をまとめる必要があります。
日常生活の中で思い当たる節があった方は一度ご連絡くださいね。
それではまた✋
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