株式会社 まごころ介護サービス

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2024.12.10

冬のお風呂場のリスク。ヒートショックは怖いですね...  ☆二穀米福祉用具相談員の日々☆

こんにちは、岡田です。


車椅子勉強会の続きをアップする予定でしたが、12月6日にショッキングなニュースを

耳にしてしまったため、先にヒートショックについての内容を上げさせていただきます。

私も12月に入って急に寒くなってきたので、お客様やCMに注意喚起はしていたんですけど、

まさかあんな有名人のニュースを聞くことになるとは...

びっくりした方も多かったのではないでしょうか。

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~ヒートショックとは~


そもそもヒートショックとはなんぞやですが、急激な温度変化が体に負担をかけ、健康に悪影響を及ぼす現象です。

主に血圧の急激な変動や心臓への負荷が原因となります。

ヒートショックの原因といわれる主なポイントは

1.急激な温度変化

  • 寒い場所から急に暖かい場所、またはその逆に移動する際に起こります。

   例:冬場に冷えた脱衣所から暖かい浴室へ移動する、または熱いお風呂に急に入る場合。

2.血圧の急激な変動

  • 寒い場所にいると血管が狭くなり、血圧が上昇します。

   そこから急激に暖かい環境に移ると血管が拡張し、血圧が急激に低下する可能性があります。

   冬場は特に暖房の効いた屋内と、屋外など寒暖差が大きいため注意が必要です。

3.加齢

  • 高齢者は体温調節機能が低下していますので、温度変化に対する反応が鈍くなりやすくなります。

4.持病

  • 高血圧や心疾患を持つ人は特にリスクが高くなります。

5.湿度や室内環境の影響

  • 温度だけでなく、湿度の変化も影響する場合があります。

6.誤った入浴方法

  • 熱すぎるお湯や長時間の入浴が原因で、体に負担をかけることもあります。

   湯温は41℃以下、浸かる時間は10分までを推奨します。

があげられます。




~予防方法~


ではどういった対策を取れば良いかですが、

  1. 室内の温度差を減らす(脱衣所やトイレを暖める)。
  2. 入浴時には熱すぎるお湯を控える。
  3. かけ湯をした後に湯船に入る。
  4. 高齢者や持病がある人は特に注意し、家族と一緒に対応する。
  5. 急に立ち上がらない。

ヒートショックは特に冬場に多い問題ですので、予防策をしっかりとって安全に過ごすことが大切です。

万が一起きてしまった場合の症状として、眩暈ふらつき息切れなどが出ることがあります。

お風呂場や脱衣所に手すりがないお宅は、シャワーチェアや浴槽手すりの使用、住宅改修で手摺りを設置する

のも1つの手です。

フラついて倒れ頭を打ってしまうと、脳に障害が出てしまう場合があるので、何かある前に準備しておいた方が良いかと思います。

福祉用具購入、住宅改修はココソコで解説しています。


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また、寒くなる血管が狭くなる血圧が上がる

といった流れから血圧関係の疾病を発症したり、悪化するリスクが出てきます。


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代表的なのは

1. 高血圧

2. 脳卒中(脳血管障害)

3. 心筋梗塞

4. 狭心症

5. 大動脈解離

いったところでしょうか。

対策としては、

  1. 体を温める
    • 防寒具を活用し、冷えを防ぐ。
    • 温かい食事や飲み物で体温を維持する。
  2. 血圧の管理
    • 定期的に血圧を測定し、異常値に注意する。
    • 医師の指示により薬を服用する。
  3. 適度な運動
    • 軽い運動で血流を促進するが、寒い屋外での無理な運動は控える。
  4. 急激な温度変化のない環境を整える
    • 脱衣所や浴室を暖めて、ヒートショックを防ぐ。
  5. 水分補給
    • 冬でも適切な水分補給を行う

寒い時期は特に血圧の変動が大きくなりやすいので、体調管理を徹底することが重要です。

もちろん、薬を服薬している方は飲み忘れや過剰摂取にも注意してくださいね。







それではまた✋







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