こんにちは、岡田です。
先日、事務員さんより美味しいご飯屋さんを教えてもらったので突撃してきました。
焼津にある「小川港魚河岸食堂」さん、大変美味しゅうございました!
入って写真付きのメニューで大いに悩みました。
今年1番目移りしたと思います。
で、悩んだ結果注文したのはネギトロ丼とあら汁、アジフライでございます。
アジフライはこれまで食べてきた中で、3本の指に入る美味しさでした。
ソース、しょうゆも備え付けであり試してみましたが、何もかけずに食べたのが1番でした。
しいて言うなら、塩でも食べてみたかった...
あら汁に関しては、小骨がいっぱい入っていたので気になる方には向かないですね。
「美味しければ気にしない!」という方は是非食べてみて下さい。
さて、今回は突っ張り型手すりの展示会にお伺いしメーカーさんから色々お話しを聞かせていただいたので、
質問と回答(Q&A)形式にまとめ、お伝えしたいと思います。
Q.突っ張り型手すりを作ったコンセプトは何ですか?
A.
支柱型の手すりである為、天井と床の強度が担保されていれば設置できる場所が非常に広がる可能性がある。
何かに掴まれば立ち上がる事が出来る中で、壁沿いとかの限られたスペースではなく、必要な空間や好きな場所、
最適な場所に設置して立ち上がる事ができる手すりがあれば使いやすいのではないか、というもの。
立ち座りや移乗といった歩行に伴う補助動作がよりカバーできると考えている。
Q.突っ張り型手すりの特徴は何ですか?
A.
・高い位置を持つことが可能→立位が安定しやすい(支持基盤面が安定する)→転倒リスクを最大限少なくする。
・立ち座り動作の補助がある事でADLの維持、向上につながる。
・好きな位置、好きな場所に設置できる。
・状態や用途に合わせたセミオーダーメイドのオプションを取り付けることで、より使いやすく、より身体的負担軽減となる。
Q.
住宅改修、置き型、突っ張り型の手すりの3パターンが手摺りを付ける際の
主な選択肢と考えますが、それぞれ選定する際のポイントはどういったものがありますか?
A.
・住宅改修
◯強度が保たれている
×一度つけると取り外しがきかない
・置き型手すり
◯分かりやすさ(握る場所など見れば分かる)
◯施工を伴わない
◯支持基底面が広く、重心が低い為、安定しやすい
→床からのプッシュで使用するので有れば、規定面を生かす事になる
×ベースプレート(床板)を置くためのある程度のスペースが必要
×車椅子の移乗などで全体重をかけると傾いていまう
・突っ張り型
◯天井と床の強度が取れれば比較的何処でも設置可能
◯高い位置を握ることが可能な為、転倒リスクが少ない
◯スペースがコンパクト
×天井と床に一定の強度が必要
Q.突っ張り型の手すりは上と下への押す力で固定されているのですか?
A.
押す力の強さで固定しているのではなく、滑り止めの摩擦効果を十分に発揮する(ズレにくい)構造のため安定性が保たれている。
滑り止めのゴムは改良を繰り返しており、構造もあえて空気の通り道を作って全面に滑り止めを施さないことで、取り外した際の住居への損傷が極力ない構造をしている。
押し圧は上下にかかる構造をしている(上:下=7:3)。
また、T型を使用すれば端にずらすことが可能な為、部屋によっても隅に取り付けが可能(置き型のベースと同じ意味合い)。
Q.3、4年前より13品目の中でベッドや車いすよりも手すりのシェアが上回った要因は?
A.
・要支援の方から福祉用具を使う方が増えた(ベッド、車椅子は要介護2以上の方から介護保険が適用される)。
・必要とされる場所が非常に多い。
・一人の方で複数手すりを使用される状況が起こりやすい(動線の基本となる場所、立ち座りを伴う場所)。
Q.高い所を持つと安定しやすいといった話がありましたが、立ち座りの場をイメージすればよいですか?
A.
歩行されているケースで何かにつまづいた時を想定して頂き、前方に何か捕まる物があれば咄嗟の時に手が出て転倒予防になる。
転倒時は重心が下に行くことでバランスが崩れる為、高い位置に掴まる物があると体勢を戻しやすい(バランスを維持しやすい)。
咄嗟の時(つまづいた時)をイメージすると分かりやすく、多くの方が下にある物よりも上にある物をつかもうとする(ex.電車のつり革)。
Q.立ったり座ったりを想定した時、筋力の低下されている方へ頭を下げる動作をして頂いた方が
自然とお尻が上がって立ちやすくなるので、オプションで手すりを提案する時は低めの設置を
心掛けた方が良いですか?
A.
オプション手すり自体が長めであればスタート位置を低めに設置し、立ち上がり目的とするなら動作しやすい。
但し、腕力は必要となる。
また、両手で持つようにすればバランスもとりやすくなる。
状況や使用される方に合わせて、形状や高さを選択していくのが望ましい。
Q.なるべく事前予測で転倒しない様に手すりを設置する事を考えていますが、どうしても
予測できない事もあります(何もない所でつまづいたりとか)。
どんな要因が考えられますか?
A.
二つの事を同時に行おうとすることで、転倒リスクが高くなる(ex.電話をしながら玄関に来客を迎えに行く)。
動作を一つ一つ行う事を意識付け、習慣化することで転倒リスクは軽減する。
そういった意味で声掛けは有効と考えられる。
Q.認知症等で新しく手すりを設置しても、それを認識できずに使用されない方もいらっしゃる中で、
いつもつまんでいた所に手すりがあるとサッと掴んでくださる場合がありますが、そういったケース
は聞かれますか?
A.
聞かれます。やはり一定の動作の中に組み込んだ方が使われないリスクは少なくなる。
規則的な動作の内、立ち座り動作の補助で使われていたアイテムが手すりに代わると考えていただければよい。
日常動作の中でつかむものが手すりであることが浸透していけば、使い方としても有効。
身体の動作の中につかむという事が入っていれば、認識とは別に意識してもらえると考えられる。
日常動作の一連の流れが出来上がっていれば使用してもらえる。
認知症を患っている方でも、無理な使い方はされないと思う。
といった感じで、メーカーさんより有益なお話を聞くことができました。
今後手すりをご提案する時の参考にしていきます。
それではまた✋
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