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2024.11.05
車椅子勉強会その1 ☆二穀米福祉用具相談員の日々☆
こんにちは、岡田です。
先日まごころの家番町にて車椅子とクッションについて勉強会を開催しました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
講師は我らがSM、増田さんです。
話の組み立て方や、進め方はさすがでした。
自分達は普段から福祉用具に携わっている為、当たり前にやっていることを
人によっては説明を聞きそびれてしまい、初耳な情報もあったかと思います。
その辺りの情報の落とし方など参考になりました。
その時の様子を何回かに分けてお伝えしようかと思います。
そもそも福祉用具をレンタルされる方は必要があるからレンタルされます。
その中で車椅子を使用される方は、車椅子を使用しなければならない事情が必ずあります。
例えば、疾病により麻痺が残って歩くのが困難であったり、事故で切断を余儀なくされたり。
必要な理由は様々です。
そんな時に車椅子を使用することで、QOLを向上させることが出来る場合があります。
まず、現場の職員さんに車椅子を使用する目的と知っている機能を挙げて頂きました。
目的:歩行困難な方が安全に移動するため。
これはほぼすべての方の共通認識かと思います。
機能については現場の職員さんに知っている機能を挙げて頂きました。
機能:自走式(自分で後輪を操作して動かすことが出来る)と介助式(自分で後輪の操作は困難)がある。
背もたれが倒れる。
肘置きが跳ね上がる、高さの調整が出来る。
足置きがスイングアウトしたり取り外せる。
主だった所でいうとこういった意見を挙げて下さりました。
現場で様々な方と接していらっしゃるので、色々な形の車椅子を操作されているのが良く分かります。
そこから少し専門的な話になった時に、イメージしやすかったのではないでしょうか。
ここからは車いすについて少し専門的な話になります。
まず車椅子の種類について、職員さんの答えにもありましたが
①自走式
②介助式
があります。写真で見ると
①自走式→自分で後輪を操作して動かすことが出来る
②介助式→自分で後輪の操作は困難
というのはお分かりいただけると思います。
また、別の分け方で、
①標準タイプ
②多機能タイプ
という分け方もされます。
①標準タイプ→座る、脚を乗せる、ブレーキを掛けるといったシンプルな車いす。病院で見かけるタイプ。
②多機能タイプ→標準タイプに肘置きが跳ね上がる、フットサポートが取り外せるなど様々な機能がついたタイプ。
更に、
ティルト機能、リクライニング機能のついた車いす(ココで取り上げています)
というのもあったりします。
なので、福祉用具の相談員は
「標準タイプの自走」「多機能の介助」と言われると
どんな車いすを希望しているのか、なんとなくイメージできます。
車椅子の選定に当たってどんな事を気にしていくかは次回に続きます。
それではまた✋
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