このブログを始めて今まで、福祉用具のことに全く触れていなかった気がするので今回は少しレンタル事業部らしい話を少し・・・
皆様はベッドの背部や脚部を上げることを何という名称で習ったでしょうか?
私は介護職を始めた当初「ギャッチアップ(ギャッジアップ)」と教わりずっと使ってきました。
前職場でも結構統一されており「ギャッチアップ」で通じるため、記録などにも「ギャッチアップ」と書いていましたが、最近では「背上げ」、「脚上げ」で呼ばれることが多いようですね。
これの何が福祉用具に関係あるのかと思うかもしれませんが、今では普通に普及されている、頭・お尻・脚の角度を調整できる医療用ベッド(特殊寝台)を初めて開発した方こそがアメリカの医師である「ウィリス・ギャッチ」さんなのです!
つまり「ギャッチ(名前)」+「アップ(上げる)」の和製英語なんですね。
それに由来して介護ベッドのことをギャッチベッドと呼んだりもするそうです。
これを人名だったと知った時は少し衝撃を受けたのですが一般常識なんですかね・・・?
初期の介護ベッドはクランクを用いて調整していたらしいですが、今では手元のスイッチで自由自在、新しいものではベッド自体が斜めになる「ラクリアモーション」なんてものもあるんですから便利ですよね。
もし周りでギャッチアップと使っている人が居たら是非言ってみてください。
驚かれるか常識だと言われるか責任はとれませんが・・・
・・・で、どっちの名称が一般的なんですか?