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2021.12.30
月に叢雲、花に風
皆様こんにちは。
最近はあまりにも寒すぎて、
布団を三枚重ねにしている
さっさーです('ω')ノ
どっしり布団は重いですが、
中はポカポカ。天国です。
ですが朝起きたときには、自分の寝相が原因で、
布団がいつの間にかどこかにいっていたりして...。
風邪だけはひかないように注意しないといけませんね。
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さて、これは今年2021年最後の記事になるかと思います。
早いもので、もう今年も終わりですね。
皆様にとって、2021年はどんな年になりましたか。
私はコロナ禍により制限されたことは多いものの、
健康に気を遣い、大好きな友人や大切な人との思い出をたくさん作れた一年でした。
さて、つい最近のことですが、一年を振り返っている際に
ふと、心に沁みた名言を一つ思い出しました。
それは、利用者様の皆様と「日本のことわざ」に関してのクイズをやっていたときのこと。
こんなことわざが話題になりました。
『月に叢雲、花に風』
皆様、ご存知でしょうか。
読み方は、『つきにむらくも、はなにかぜ』です。
私はそのとき、この言葉を初めて聞きました。
ですが、利用者様の皆様はとても詳しく、
すらすらと問題からこの言葉を答えていたのです。
『この言葉は知っているよ。でもこの言葉が表す意味までは覚えていないねぇ。』
そんな声が多くあがりました。
私も気になり、持っているスマートフォンから意味を調べてみると...。
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『綺麗な月でも雲がかかり、満開の花にも風が吹き、散らされてしまう。』
この言葉が表す意味は、『良いことには障害が入りやすく、思うようにはいかない』ということを
表現していることわざだそうです。
確かに、私もこの一年を振り返り、
確実に良かったこともありましたが、
例えば仕事においては次の課題が出てきてしまったり、
順調かと思えば蓋を開けてみるとまだまだであったり...。
色々なことがありました。
そのことを利用者様に伝えると、
『そうね、そんな意味だったわ。
人生は楽しいことばかりじゃないものね。
苦しいことも同じくらいある。
ずっと順調にはいかないものよ。』とポツリ。
そうだねぇ...なんてしみじみとこのことわざの意味を噛みしめていたところ、
次の利用者様の一言でぱっと明るい雰囲気に。
『でもね、苦しいことやうまくいかないことがあるからこそ
人生に味がでるのよ。
楽しいことばかりでもつまらないわ。
それで良いのよ。』
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元気が出る言葉でした。
やはり、人生の先輩がおっしゃる言葉には重みがあります。
なんでもうまくいく、叢雲も風もない完璧な人生は誰しもが憧れることかもしれませんが、
楽しいことも苦しいことも全て含めて、私たちの人生は
完璧なのではないでしょうか...。
考えさせられる言葉でした。
どうか皆様にも心にとどめていただければと思います。
それでは、良いお年を♬
さっさー
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