こんばんは!先日誕生日を迎えた射手座のニューウェーブ、モッティです!
同じ日が誕生日の利用者様がおられ、お互いに祝い合いました。ここから一年、エンジン再点火で頑張りますよ!
最近はめっきり寒くなり、ようやく冬を実感するようになりましたね。
もうすぐ年末のこの頃、利用者様から多く聞かれるのが
『家に帰りたい』、『家に戻らなきゃ』です。
自分は実家暮らしの上平成の人間なので実感が湧きませんが、大正~昭和初期を生きてきた利用者様にとって、【年末年始は実家で過ごす】という感覚は非常に強固なものなようです。
利用者様の願いはなるべく叶えたいとは思いますが、こういった施設内で解決できない要望にどうお応えするのか、これはこの仕事に就いてから今までずっと悩みの種でした。
しかし本日、ようやく自分なりに解決することが出来たので、その喜びのまま方法を書きたいと思います!
先程消灯時間を過ぎてから、ある利用者様が居室からフロアに降りてこられました。
かなり帰宅願望の強い方で、これまでも何度か同じことがありました。
従来の自分はその都度利用者様の要望を聞き、
『今は夜だから帰れない』『朝になったら家族さんに電話で聞こう』...等の否定とはぐらかしをした後、納得の有無に関わらずお部屋に案内し終話、という行為を繰り返していました。
結果どうなるかと言えば、納得出来ない利用者様はもう一度フロアに来ますし、その対応で自分は他の利用者様へのケアが出来なくなってしまいます。
今回は、利用者様が降りて来られた段階で温かいお茶とお菓子を出し、リラックスして頂きました。
『とにかく家に帰りたい』という思考から『お菓子が美味しい』という思考に持っていく...という作戦です。
そのまま『お菓子が美味しかった』
↓
『温まって眠くなってきた』
というタイミングで、満を持して『もう遅いのでお部屋で寝ましょう』です...!
これにより眠いという感情に対して満足の出来る応えが出せ、笑顔のままお休みいただく事が出来ました。
モッティ流ズラし術、Satisfaction Strategy(満足作戦)...策は成りました...!他の職員にも共有せねば...
ここまで書いて思いましたが、もしや普通の事では?
一年頑張ってやっと常識に近付けたモッティでした。牛歩でも日進月歩です...
ではまた次の夜勤で!